苦しみの中で
動けない
もうこの家にいたら頭がおかしくなりそう……
いや、もうすでにおかしくなった後かな(笑)
朝起きても体を動かすのがしんどいし、気力も沸かない。
出かけるも億劫だし、夜寝る時も家の前の光景を思い出すだけで
息が苦しくなってよく寝れない。
旦那に話しをしている時も、なぜか急に涙が溢れてきて止まらない。
あれ??これって……
結構ヤバいんじゃ……。
気づいた頃には、もう体が思うように動かないし、何かをする気力もない。
まだ大丈夫……と思っていたけど、自分の身体がこの様な状態になって初めて精神的ダメージの大きさに気が付いたのです。
そして
今までは現実的ではないし、深く考えた事はなかったのだけれど
このままでは、日常生活どころか、自分自身の体調がどんどんおかしくなっていく。
私達は大きな決断を考えるようになりました。
家を売るという選択
ローンも莫大に残っているのに、引っ越しなんて馬鹿げてる。
せっかく見つけた土地、一生懸命考えた間取り。
いろんな事を想像してワクワクした時間。
全てを手放すなんて無理!!!
私だってそう思いますよ。
ここが、道路で遊びたい放題の隣人に囲まれた場所だと知っていたら
そもそも、こんな土地なんて買ってないわけですし。
だけど、心が壊れてしまっては意味がないというか……
これからの生活の方が大切だし。
私は勝手に流れ出る涙を拭きもせずに、主人に今の思いと今後の事を話しました。
家を売るのは反対の主人。
そりゃそうだ。
仕事の兼ね合いだってあるし。
なので私は、子供と一緒にしばらく実家に住みたい。と伝えました。
そこで気持ちを整えたい……と。
主人の答えは、実家に帰るのはちょっと……との事だったのですが
無意識に涙が溢れ、過呼吸になったり、夜もうなされて起きる最近の私を見て
ようやく事の重大さに気づいたようで、そこまで追い込まれていたのかと理解を示してくれました。
そして、家を売る……という選択肢も含めて
今後の事を二人でいろいろ話し合うことになったのでした。
続きます
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